DRIFTING ON THE NAKAGAWA
2001第4回つっぺりツアー In 那珂川 
    2001.10.27〜28

 
阿鼻叫喚の河原サウナ
つっぺり隊&沈没隊合同バトル
とうとう実現した沈没隊との合同バトル。
夜に開催される転覆隊ファンの集いを前に,一下りしようというのだ。
沈没隊は隊長が血痰を吐き,その他の隊員も妻の瀬,仕事の瀬,病気の瀬にもまれ,2名の参加になってしまったが,つっぺり隊からは4名が参加し,合計6人の程良いメンバーでのバトルとなった。

スタートは八溝大橋。今秋の豊富な雨のせいか,水が今までになく澄んでおり,「那珂川もなかなかやるではないか,見直したぞ」とのたまいながら,雲一つない絶好のコンディションのもとでのスタートとなった。
つっぺり隊隊長と4号人間ラジオ。
2度目のコンビツアーでばっちり息が合っている…ような気がする。
3号ビール艦長と13号コロコロ隊員。
つっぺり隊では禁断の悪魔の業であるエスキモーロールに魅せられた師弟コンビ。
主催者沈没隊のママレモン加藤さんとさかいやヤマギシさん。愛犬ガクは乗る場所がないのでデッキの上。何度か川に飛び込む羽目になっていた。
大松橋上流の3段落ちの瀬。水量が多いので,今までの那珂川ツアーで最高の瀬になっていた。
そんなこととは知らないワシと4号人間ラジオは,
「どうして川は緑で海は青いのかなあ。」 「それは地図で見たときに区別がつきやすいようにだよ」
なんて言うボケをかましていたらいきなり瀬が現れたので
「ウヒャー何じゃこりゃー」と絶叫しながら突入していったのだが,
あまりの気持ちよさに,ビール艦長のもう一度やりたいという提案にすぐさま賛成し,
全員もう一度さかのぼって,再度チャレンジしたのだ。
写真はみな思い思いのスタイルでクリアしていったところである。
川下りしながらのビール。
これがうまいんだな。
やめられませんわ。
富谷橋下流の河原に上陸。
形のよい流木に座って昼食をとる。
お湯を沸かしコーヒーを飲む。
川の音。さわやかな風。澄んだそら。
これ以上ない開放感に浸りながら,
4号人間ラジオ真理子さんのマシンガントークが河原に響き渡る。
つっぺり隊隊則3を律儀に守りパンツをかぶる隊長。いつの間にかナポレオンになっていた。
ロールを披露するビール艦長。
見事に起きあがってしまった。
でも,実は右の写真はやらせ。
写真を撮るタイミングがあわなかったので,
後から起きあがったポーズで写し直したのだ。
転覆隊ファンの集い
 日が暮れると,待ちに待った第1回転覆隊ファンの集いが開かれた。主催は三郷カヌーコマンド『沈没隊』
この日のために,全国から転覆ファンが集まったのだ。
北は秋田から我がつっぺり隊秋田支部長兼奴隷でもあることのすけ隊員とそのスーパーサブ美里ちゃん(3歳)
西からは延々12時間もかけて大阪から駆けつけてくれた某商社員の野中さん。どうかしてるーと言われながら喜んでおった。
さらに自宅から30分のTAKE隊員も宇都宮餃子をもって参加してくれ,総勢10名でファンの集いの幕が上がった。

 沈没隊さかいややまぎしさんが手際よくチゲ鍋を作ってくれ,まずは空きっ腹を埋める。
腹の虫が治まってきたところで,いきなり指名されワシが開会宣言をする。
「楽しい夜をありがとうー」
続いて,ママレモンさんが転覆隊本田隊長からのメッセージを伝えてくれた。
さらに,遠方よりのファンに本田隊長からのプレゼントが用意されていたのだ。さすがは隊長である。
大阪から参加の野中さんには講演会のポスターと本田隊長が今ロシアに行って制作している世界初の宇宙CMのポカリスエットのステッカーが贈られた。
秋田から参加のことのすけ隊員には,本田隊長直筆のメッセージ「ことのすけ君,あんたはワシらの仲間!転覆隊隊長 本田亮」が贈られた。ここまでファンを大事にするとは。本田隊長,あんたはえらい!もちろんことのすけ家ではすでに家宝にしているそうな。
さらに,残ったポカリのステッカーが,真理子さん持参の黒ひげ危機一髪ゲームで勝ったものに与えられた。TAKE&コロコロ隊員がゲット。結局,ワシと田崎さんだけが何もなかったのだ。グヤジー!
 その後,しばしの焚き火タイム。
ことのすけ隊員持参の秋田の地酒を
はたはたを肴にくいくいといただく。
おっと,チゲ鍋を作っている脇で,
お玉を手に踊っていた4号と,
ブラパン旗の実物を初めて見て
股に挟んでいた16号も載せておかねば。
酔いが程良く回ったところで,いよいよ河原サウナに突入した。
ママレモン加藤さんが「納豆臭くてたまらん」というテントを水洗い代わりに即席のサウナルームにするのだ。
方法は至って簡単。
まず,焚き火で河原の石を真っ赤になるまで焼く。
次に,,その石を一斗缶に入れてテント内に運ぶ。
この時,下に枕木を敷かないとテントが溶けるので注意。
あとは,一斗缶に水を少しずつ注ぐだけ。
これが,バカにできないほどもんのすごい蒸気をあげるのだ。目の前が真っ白で何も見えないテント内でワシとママレモン加藤さんの「ウヒャー!すげー」「ワハハ,何じゃこりゃー」という絶叫が飛び交う。そのあまりの興奮ぶりに,さかいややまぎしさんも「テントにブラジャーとパンツを脱ぎ散らかしたまま来ちゃったー,ギャハハ」と水着で飛び込んでくる。
さらに,野中さん,ビール艦長,人間ラジオも我慢できずに飛び込んできた。
それほど,河原サウナは怪しい魅力があるのだ。
「上の方が熱いぞ-」
水をかける度に立ち上る蒸気を少しでも自分の方に呼ぼうと立ち上がり両手を顔の前でぐるぐるかき回す半裸の男女集団。知らない人が見たら,新たな新興宗教か!?と勘違いすることは間違いないだろう。
これが怪しくなければ何を怪しいというのかというくらい怪しい夜はこ,こうして怪しく更けていったのだった。
翌日は曇天だったが,昨夜,美里ちゃんの夜泣きを鎮めながら一緒に寝てしまった満点パパのことのすけ隊員と,野中さんに,せっかく秋田と大阪から来てくれたんだからとワシのカヌーで那珂川の流れをちっとだけ味わってもらった。
 こうして,転覆隊ファンの集いは実に怪しく楽しく終了した。
 思えば,あうのは初めての人が多かったはずなのに,昔からの知り合いのように心から楽しめたのは,みな川を友とし,何でもとことん楽しんでやろうというまさに転覆道精神の持ち主だったからだろう。
 それぞれの帰路に就くとき,互いに堅い握手を交わし,再会を誓ったのだった。友よ!また会おうぜ。
左から,野中さん,スマイリー田崎さん,ママレモン加藤さん,コロコロさん,さかいややまぎしさん,怪しいマンボウ,ことのすけ&スーパーサブ美里ちゃん,人間ラジオ真理子さん,TAKEさん,朝から参加してくれた矢口さんとそのお友達
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