2001第1回つっぺりツアー In 那珂川
2001.5.26〜28
21世紀最初のつっぺり隊バトルを那珂川で行った。
非常渇水宣言が続いていた那珂川も梅雨の走りの雨でようやく水量を増し,
まずまずの天気の下で12名の参加者を得てのつっぺり隊公式初ツアーであった。
出発地点の大瀬での集合写真。
後列左から,焚き火調達主任TAKE,ビール艦長友人の伊藤,湯田,中田さん,隊長,ライダー秋本
前列左から,マイケル和田ジュニアななえ&りゅうせい&父,ビール艦長,コロコロ隊員
例年の水量に比べると,まだ少ないが,とりあえず深山幽谷の美観に浸りながら,ゆっくりと流されていく。
調子に乗ったコロコロ隊員はエスキモーロール連続3回転を披露する。つっぺり隊にとっては禁断の技である。まねをしないように。といっても,どうせ他の誰もできないのだ。
ここで,愛知支部長ギョロ目理枝子隊員が書いたつっぺり隊の書をもとに,奥三河班長Princess隊員が作ったお手製のつっぺり隊籏が初めて隊員に公開された。
旧隊則3(隊長がパンツと言ったら隊員はブ・ラジャ−と答える)にもとづいて作られたブラパン旗に,隊員はみな絶句した絶品であった。いかにもアホバカでいいのだ。
あまりに穏やかな流れに,調子に乗って立ち漕ぎをする隊長に体当たりをかますコロコロ隊員。
コロコロ隊員のロール披露で盛り上がったところで,自艇バナナ号(自称ワンダーシップ号)を購入して初めての単独航でふらふらのマイケル和田ファミリーをいびりにかかる隊長。これも,場を盛り上げようとする隊長のサービス精神なのだ。
ブラパン旗をたなびかせ,一騎打ちを挑む。すれ違いざまに,パドルで水をかぶせあうのだ。
初めは元気に応戦していた和田ファミリーだったが,情け容赦のない隊長の長距離水砲に逃げ惑い始める。すっかり戦意をなくすバナナ号に高笑いする隊長。これも新人への厳しい愛の洗礼なのだ。
ここで,珍しい出来事が起こった。一匹の白い犬が川原に表れ,川の中を歩いて我々の方に近づいてきたのだ。そして,何と秋本艇に乗り込んでしまったのである。まさに,天然のカヌー犬である。
その後,ライダー秋本と謎のカヌー犬はゆったりと川旅を共にしたのだった。なかなかいい眺めである。
このまま連れて帰れば,つっぺり犬として隊員にできたのだが,残念ながら途中で別れを告げ,我々は旅を続けたのだった。
川上での全員集合。左から
スタンハンセン号
ビール艦長号
コロコロ号
バナナ号
ライダー秋本号
ゆったりとした川と時の流れを味わうひととき。カヌー川旅の優越感に浸れるときでもある。
右の写真をクリックすると原画が見られます。
颯爽と流れを下るTAKE隊員。
しかし,彼は,最後に立派につっぺり隊員としての務めを果たし,ツアーのトリをとってくれた。お約束の沈である。心なしか肩を落とすTAKE隊員に歓喜の声を上げて近づく隊員の構図は,まさにつっぺり隊ならではであろう。しかし,本人は那珂川の水はまったりとしておいしかったと強気であった。
上陸すると,今年も那珂川大橋の下で,橋の下難民キャンプの始まりである。それぞれ思い思いに料理やビールや焚き火をして楽しむ。
今年は,料理部隊を5班に分け,それぞれがレシピを見ながらの以下の料理に初チャレンジした。
○
鶏の丸ごと粥 ○鶏の塩竃焼き(昨年Toddさんが作ったやつ)
○スペアリブの醤油オレンジ漬け焼き
○白菜キムチ入り激辛モツ煮込み鍋
○やきそば
○
夏野菜入りブラックドライカレー(朝食)
なお,料理については怪マン式料理術のページにアップしてあるので,ぜひ,そちらもごらんいただきたい。
食べきれないほど調理を腹に詰め込んだあとは,焚き火を眺めながらのビールタイムである。
最後に,コロコロ隊員が集めてきた流木で盛大な焚き火をして,怪しい夜は更けていったのであった。