DRIFTING ON THE NAKAGAWA
秋田支部の陰謀炸裂!無国籍料理でつっぺり亭大繁盛!03.5.24〜25
 つっぺり隊恒例大ツアー初夏の那珂川下りを5月24〜25日に実施した。コースは若鮎大橋〜宮原まで。参加者は例によって集まってみなければよくわからんというつっぺり計画である。秋田支部奴隷3人衆は奴隷頭のことのすけ隊員が仕事の瀬で遅れて参加というということだった。出発前に2度にわたってことのすけ隊員から「今福島あたりを走行中なので、先に送った奴隷4.1号&4.2号を働きとして使って欲しい」という連絡が携帯で入る。しかし、この時から秋田支部の陰謀が始まっていたのだった。
スタートは若鮎大橋下流河原から。今数えると17人いたんだね。
後列左から
ろーたす浜田、ライダー秋本、小野、歌舞伎やす、とびうお豊田、コロコロ、マンボウ岩田、奴隷4.2号モウ、4.1号畠山、山河、伊藤
前列左から
 ろーたすジュニアみすずちゃん、なぞちゅう、つっぺりクイーン真理子、石本、石本夫人、きみとも
ちなみに撮影はビール艦長田崎である。
 天気はまずまずで、水量は少なめだが、穏やかな流れでのんびりとしたツーリングができた。他に下っていたのは千葉から来たというファルト3人組だけで、つっぺり隊がほぼ那珂川を独占状態。
その千葉の兄ちゃんに
「いろんな船で下ってますねえ。何かのツアーなんですか?」
と聞かれ、つっぺりツアーといっても分からんだろうなあと思い、説明するのも面倒くさいから
「まあ、いろんな人たちね」
と答えておいたのだが、ふと考えると、ホントにこのツアーはファルト、インフレータブル、カナディアン、ポリ艇とほぼ全ての種類の船でみんな思い思いのスタイルで下っている。全く意思の統一がないというか、好き勝手というか。しかし、この自由さがつっぺり隊のよさなんだよなあと改めて自己満足してしまった。
 その好き勝手…もとい、自由な川下りスタイルを紹介すると、こうなる。
愛犬ノン・カンを必ず引き連れてのタンデム(この日はなぞちゅう隊員と)をするつっぺりクイーン真理子隊員
ファルトで居眠りをし、挙げ句はファルトを抱えたまま無謀な堰越えをしようとする発作的ファルト偏愛症候群にかかった隊長、怪しいマンボウ
夫妻で本格的に川下りを楽しむ石本家
最近よく子連れで参加するようになったろーたす隊員。果たしてその真意や如何に。
 無法松の瀬で沈をしたと思いきやつっぺり隊禁断の技で起きあがってしまうビール艦長
瀬をみると所かまわずつっこみたがるコロコロ隊員
川をなめるとこうなるというお手本図を示す歌舞伎やす隊員と奴隷4.2号モウ隊員
@川で余裕のポーズを取って
A 無謀に瀬に突っ込んで沈をして
Bだらけて川流されの図
その他にも…ええい、面倒だ。まとめて好き勝手に流れてるの図だ〜。
ことのすけ隊員
奴隷4.1号畠山隊員
初参加山河君
副隊長とびうお豊田
穏健派伊藤さん
初参加小野君
禁断のロール派きみともさん
 さて、そうこうフリードリフトしているうちに、昼食予定の大松橋が見えてきた。上陸しようと近寄ると、なにやら橋の下で生ビールの幟を大きく左右に振っている男がいる。しかも、見慣れた黄色のつっぺりTシャツを着ているではないか。
「あれー?、あれことちゃんじゃねえのー?まだ福島あたりを走っているはずじゃなかったのかあ?」
 ?マークを頭に渦巻かせながら上陸すると、何と河原居酒屋つっぺり亭がオープンしているではないか。しかもランチとして焼きそばと生ビールまで用意して。
 いやー、見事にだまされた。秋田支部奴隷3人衆は結託してドッキリを仕込んでいたのだ。この男たちははるばる秋田から450kmを夜通し走ってきて朝からここで準備していたのだ。そして、何食わぬ顔でさもまだ福島にいるようなふりをして電話をかけたり、部下をツアーに参加させたりしていたんだね。まったく、なんてアホな…いや、ゆかいな仲間たちなんだろう。ここまでいたずらを楽しむ大人もそんなにいないだろうなあ。しかも、ドッキリで昼食を用意しておいてくれるなんて、こんないたずらなら大歓迎である。見上げた奴隷根性だ。秋田支部恐るべし
してやったりとほくそ笑むことのすけ隊員
 川下りは、沈者1組を出しただけで無事?宮原キャンプ場にたどり着く。すると、すぐにつっぺり亭夜の部オープンに向けての準備が始まった。今回は一人1品料理をつくるべしという参加条件を出しておいたのであるが、いずれもキャンプ慣れした強者ばかりなので、みな得意料理をバンバン作り上げる。こちらも川下りと同じく全く意思統一がない無国籍料理ばかりである。料理ができたところから勝手に食べ始まり、そこに本格的生ビールサーバーで注いだモルツが加わって、あっという間に宴の輪が広がっていく。この雰囲気が実にいいんだよなあ。河原居酒屋つっぺり亭、無国籍料理で満漢全席である。
(ちなみに満漢全席とは、満族と漢族の料理の精粋を集めた宴会のことを指し、歴史上で最も有名な中華宴会として知られているもので、バラエティに富んだ巨大な宴会であるということらしい)
では、その満漢全席ぶりを紹介しよう。

やす隊員が用意した生モルツに群がる隊員たち

お父さんに任せておけないわと娘がパエリアを作る

ことのすけ隊員のピータン豆腐

ビール艦長のインチキ麻婆なす

夜から参加のtake隊員自慢の宇都宮餃子

石本夫人のハッシュドポテト

夜から参加tera隊員のワイン蒸し焼き鳥

take隊員の目玉焼きそば

つっぺりクイーン真理子隊員のゴボウ鍋

石本隊員持参の中国産竹酒

隊長の中華粥

隊長&副隊長の丸鳥の塩竃
この他にも画像がなくて紹介できなのだが、仕事からネクタイ姿で駆けつけたマイケル隊員のやきとり50本やなぞちゅう隊員製作の薫製、ことのすけ隊員のキムチ鍋など本当に食いきれないほどの料理が出されたのだった。ここまでキャンプでやっていいのか。つっぺり亭大繁盛である。
腹いっぱい食ったあとは、焚き火宴会である。この場で、昨年のつっぺり隊MVP&とびうお賞の授賞式が行われた。
ちなみにご褒美は、やす隊員のDUCKS CANOE CRAFT HOUSE作製ミニパドルである。

第1回MVP受賞ことのすけ隊員

第1回フォトジェニック賞受賞
とびうお副隊長&なぞちゅう隊員
授賞式後は、やす隊員の作る怪しいカクテルを飲みながらいつもの怪しい焚き火談義で夜が更けていったのであるが、よった勢いでつっぺり隊歌バージョン2が完成してしまった。贈る言葉の替え歌であるが、なかなか出来がいい。そのうち河原録音をしてネット配信…なんて事になるかも。
1)
暮れなずむ川の光りと影の中
チンするあなたへ送る言葉
笑いこらえて助けるよりも
カメラかまえて撮る方がいい
写さないでこのチンだけは
かかんに挑んだ結果だから
いきごみだけでは乗り切れないから
チンするあなたへ送る言葉(チン!)

2)
夕暮れの川にチンしたうえに
流したデジカメさがすあなた
なくしたモノをさがすよりも
これがつっぺり隊とわらうほうがいい
もとめないでノーチンだけは
つっぺる事が宿命だから〜
はじめてチンしたあなたのために
わらいを隠さず送る言葉〜
ワッハッハッハ!
サビ)
 これから始まる 宴の中で
 だれもがあなたを肴にするでしょう
 温かい拍手に包まれながら〜
 一夜限りのスーパースタ〜
 とびうお賞にまで〜ノミネートされた〜
 明日はわが身かも〜贈る言葉〜
 明日はわが身かも〜贈る言葉〜
さて、翌日は宮原〜大瀬までを下ったのであるが、隊長は仕事の瀬で朝帰りをしたため、報告は歌舞伎やす隊員のHPで行っているのでこちらを見て欲しい。
       DUCKS CANOE CRAFT HOUSE/家鴨部屋/つっぺりツアー5月場所/後編
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