DRIFTING ON THE NAKAGAWA
ビール艦長企画。相模川上流から海へ,半年間の相模川下りの記録! 09.1.18〜6.15
「プロジェクト相模川?始動」2008.11.26 
大層な名前をつけたが、何のことはない。河口までカヌーで行ってみようかと思い立ったということだ。こころのどこかにはあったのだが、先日の多摩川下りで出会った方々が、多摩川河口まで行っていることに刺激されての思い立ちだ。
山中湖の流れ出しからという気もちょっとあるが、流れが細すぎるようだし(自転車の川下り記録歩いた川上りは見つけた)、水のあるときの桂川アッパーサイドも厳しすぎだしで、まあ小倉橋からがいいところかと。尺取虫式で鮎つりの出てくる6月に入る前に終わらせたい。
先週土曜にポイントの一つの堰とその下流の上陸可能地点を下見に行ってみた。下の堰は越えるのではなくて、そこが一ゴールで次のスタートにすべきだろうな。写真では見えないがすぐ上流にもう一つあって、二段の堰になっているのだ。もっと下流にも相模大堰や寒川取水堰などあるので、そのへんも確認しておかねば。
「いきなりカッパド・ギアごっこ」2009.1.18
先日の決意の通り,相模川プロジェクト始動させた。今日のスタートは猿が島の堰。後で小倉橋からここまでつなぐ。
つっぺり隊Eさん、Mさん&同僚女性お二人、BajaからMさん、Kさん、家の下の子(中学一年)。Mさん同僚はオークションで買ったというファルホークのファルトを持ち込んできた(なんと三人乗り しかも今日が初乗り)。
川が遠いが、駐車場がしっかりしている右岸(厚木市猿ケ島スポーツセンター)に車を停める。堰が二段だというのは認識していたが、なんとか越えられるだろうと思っていた。
しかし・・・、
まずは一段目堰の下へ運び記念撮影。少し下にあるテトラはやはり漕いでは越えられそうにない(プレイボートならいけるかも)。最初の河原までも遠かったがさらに運ぶ。テトラの山の中を抜け、カッパドキアみたいだという声が上がる。
なんとか抜けて水辺に。んん・・・さらに下がある。左岸側に漕いでいけば比較的楽そうだが、鯉釣りがうるさくまた右岸へ。
やたらに高いテトラの山をまた越えねばならない・・・。なんとか 協力して抜けるも、やたらな時間が・・・・。下写真のところを越えてきたのだ。
結局この出掛けの難所で2時間くらい消費してしまった。最初のテトラ超えも含め、鯉釣り人にお願いして左岸を通るべきだっただろう。そうすればたぶん半分以下の時間ですんだし、正直二つ目のテトラ超えは高くて危なかった。
参加の皆さんがカッパドキアとか、冒険だ といって、いやな顔にならなかったのが救い。
漕ぎ出せば快調。初心者二人+M君の三人艇含めしっかり進んでいく。
一つしたの橋でやたら遅い(2時半くらい)昼飯。
浅いところで降りて押すなどのちょっとした苦労はあったが、ときどきの瀬も含め、川そのものは良かった。
3時半ごろ厚木の河原にゴールできた、天気もなんとかもってくれていた。
「相模川第二段」 2009.2.15
先回の厳しい堰越え、寒い天気が何だったのだろうという好天&楽な川下り。
 瀬もこれくらいで素直なもの
 鯉釣りも見せてもらった。60cmだそう。
   
「相模川花見」2009.4.5
恒例の相模川花見。
適度な瀬、満開一歩手前の花をしっかり楽しむことができた。
参加、つっぺり隊A,E,I,Ke,Ko bajaK いつもどおり直前まで参加者固まらなかった。出発前Koさん新艇を試し乗り、静水レース用だというが、かなり不安定(早いことは確かだが)。
    先々週下見して気になった瀬では、誰もつっぺらなかった。結局家の子はゆっくり寝たいということで不参加。EZで好きなように漕げるのはよいが、やはりこのへんの流れを体験させてみたかった。

その後花見ポイントへ。
   いつものことだが上陸しての花見もする。お茶とお菓子で一時間くらい話す。このへんで12時くらい。
その後も2,3瀬を越えて(一つは冒頭の写真)、瀞場を越えて、テトラの山の堰越えに。ま、1月のカッパドキアに比べればどうということはない。そういえばその手前の消波ブロック超えは、以前あった左バイパス流路はなく、一番右か真ん中がよかった(リジッド限定だが)。
その下の流れは鵜除けのテグスが一杯張ってあるのが気になる。途中の分流は左に行った方が、テグス少なく、入り口の流れも楽しめるようだ(私は右へ行った)。いつもと違って田名の堰も超え、高田橋下でゴール。前回スタートのところまで繋いだわけだが、堰下の白波を見て少し漕いだり、新しい魚道を眺めてみたりで、個人的にはよかったと思う。
今年はいつもの瓢禄玉へは行かず、失礼した。白波場面が多いが、のんびりの瀞場も多い、いいコースだと思う(堰越えだけがいやだが)。
 
「相模川その4」 2009.5.14
厚木〜寒川を下った。あまり期待していなかったが、ちょっとした大河の様相もあり、けっこう楽しかった。数日続いた雨のため、相模大橋水位が通常1.4くらいのところが2.0弱と増水していたこともあるかもしれないが。
バーベキューに沸く厚木の河原(あゆみ橋上流)を漕ぎ出して、相模大堰を超え、寒川取水堰の上流まで。波立ちポイントが二箇所ほど、相模大堰越えは草が茂っているのがちょっと気になるが、ポーテージの運搬は簡単。
9:30集合、組み回送撮影後11:30ごろ出る。大堰12:00ちょい過ぎ、越えた後に水道橋下で昼食&休憩。その後ものんびり下って14:30過ぎにはゴールした。
「相模川PJ完了」2009.6.15
ゴールにはつっぺり隊長はじめ11名と沢山の方々に参加いただいた。(前エントリの集合写真確認下さい、夜は9号A氏とノムさん知り合いが帰り、新たにカネヤンさんが来てくれた)
昨年秋の決意1月のスタートから半年、感無量だ。
寒川の神川橋下流をスタート、心配した雨も、鮎釣り師の問題もない。やはり海に出るのはいつもと全然違っていい体験だった。
   河口付近の駐車場(茅ヶ崎側)で、目安をつけておいたところに駐車拒否され、平塚側ならなんとかなるかと橋を渡るも、皆バラバラになってしまい、集まるのに大変だった。電話を掛けまくり、ゴステロさんが見つけてくれた競輪場裏手に無事集合。これで一時間くらいかかったような気がする・・・
出だしでつまづくところはいかにもつっぺり隊である、だいたいこのプロジェクトの開始時点でもそうだったし。
遅くなったので、スタートで昼食を取り、出発!9時集合したのに12時半すぎていた。直後のシーンが前エントリの一枚目写真。
 回送中に川の両側はほとんど工場が立ち並んでいることがわかったが、川面に出たら、それはほとんど見えない。水質もまあまあである。釣り師もたまにちょろちょろいるだけ、何を釣っているのかわからないけれど、鮎や鯉とは違って遠くを釣ろうとしている感じはなく、気にすることなく通り抜けられる。流れはさすがにほとんどないけれど、時々晴れ間も覗き天気は良好。予想以上のコンディションが嬉しい。
(途上出来事をえぢそんさんがアップしてくれている
もう一つ心配した河口付近の向かい風もなく、順調に進んでいった。マリーナがあって、ジェットスキーが沢山走っているあたり、いつもと全然雰囲気が違う。
   国道、鉄道と並んだ鉄橋を抜け、少しいった海岸国道をくぐるともう海は目の前、砂州と堤防で川からは直接見えないが、気分は向上してくる。切れ切れとは言え半年かけての旅路の終了である。
堤防を二つ回って視界が開けたときは、けっこうな感動であった。
海上の集合写真を撮った後、波乗りにトライしにいって隊長にあきれられてしまった。
気を取り直して上陸後の記念写真が前エントリのもの。
駐車場まで漕ぎあがって、かなり上流のキャンプ地、座架依橋下へ。なにせ初回のコースで漕いだところである。渋滞気味の中1時間近く走っていくまでもないかとも思ったが、行ってみたら芝生の上でテントを張ることができ素晴らしいところであった。(トイレが見つけにくいのがたまに傷、当日は見つけられずコンビニまで車で行った。私は特に我慢してから行ったので、いく途中辛かった・・・・)
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