DRIFTING ON THE NAKAGAWA
 恒例となった中禅寺湖合宿であったが,今年の参加者は何と3人。久々のしみじみキャンプになるかと思いきや,そんなにおとなしいメンバーではなかった。3人でもいつもと変わらぬ賑やか合宿となったのだ。
先発隊のkei50隊員と無謀松隊員は,早朝から男体山登山。その途中で大阪から来た修験僧に出会い,ホラ貝の音色に驚く。
菖蒲ヶ浜キャンプ場に先に付いた隊長が中禅寺湖に注いでいる川のそばに野営場所を確保。登山組の到着を待ってから,とりあえず一漕ぎをする。浅い川であったが,思ったより流れが強く,けっこう楽しめる。
 キャンプ場の温泉に入り,ビールで乾杯。黄金の時間帯に突入する。いつもはおおざっぱな食事しか作らない隊長が,人数が少ないこともあり,チキンソテーライスなどというこじゃれた夕食を作る。いるもは野良生活という感じの夜が,まるで正統派のキャンプのようだ。うーん,これでいいのかつっぺり隊。
 翌日は,天気もよくなり,中禅寺湖の奥手にある千手が浜まで漕ぎ出す。いつものように,仙人庵に立ち寄り,日記に書き記して戻る。途中で雨に降られ,塩ソーメン浜に逃げ込み,昼食。個々で食うラーメンがまた格別にうまいのだ。
 のんびりしていると,また天気がよくなる。無謀松隊員は,隊長のポリ艇で,最近練習し始めたロールの練習を始める。つっぺり隊ではロールは悪魔の技として禁止しているのだが,どうせうまくなるまいと好きにさせる。しかし,無謀なだけに,だんだんうまくなってしまう。これでいいのかつっぺり隊。
 このあと,隊長は帰宅。kei50隊員と無謀松隊員で焚き火ナイトを楽しみ,翌朝解散。最少人数の合宿ではあったが,いつもと同じ充実したキャンプであった。
たった3人の夏合宿。それでもいつもと変わらぬ賑やかさはなぜ? 2013.7.13〜15
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