那珂川つっぺり隊

今年も忘年会の季節がやってきた。つっぺり隊も毎年忘年会を行っている。しかし，ワシらが行うのはもちろん河原だ。称して河原忘年会。それも，年の瀬も詰まった晦日の２９～３０日に実施するのが最近の習わしになっている。良くもそんな時期にメンバーが集まるものだと思うが，今年も8人のバカが集まってきた。隊長，ビール艦長，ゴステロ，ろーたす，keigo，無謀松，アスリート，NPの各隊員だ。しかも，keigo，無謀松，ゴステロの3隊員は，前夜祭と称して，前日の夜から集まって祝杯を挙げている。バカなのである。



まずは，川を下る。いつもの那珂川八溝大橋の下からNPさんを除く７人で出発する。快晴無風で水量もこの時期にしてはやや多目。絶好の川下り日和だ。しかも、水質もかなり澄んでいる。この時期に川を下るものの特権だ。　この区間最大の瀬である無法松の瀬も，水量が多いためか落ち込みがなくなっており，難なく乗り越えられた。


河原で昼食をとるが，主な話は病気談義。｢俺は高血圧の薬飲んでんだよ｣｢俺なんか高血圧と痛風の薬だぜ｣服用している薬の数の多さを競う隊員たち。それだけ，つっぺり隊も高齢化してきたということか。この日は全員ノー沈で，穏やかで実に気持ちのいい川下りを体験することが出来た。



宮原にゴールした後は，車をピックアップし，更に上流にあるという｢八溝の湯｣に入る。入浴料400円と実にリーズナブルで，おまけに鄙びているのでワシらで貸し切り状態に。いい温泉で会った。これからはつっぺり隊御用達の温泉とすることに。　ベイシアで買いだしをした後，焚き火宴会に突入。隊員それぞれが一品料理を作るという全員満漢全席スタイルがつっぺり隊の夕食であるが，難点は全員が無計画に一斉に作るので，できあがりも一斉に同じになってしまうと言うことである。　一気に腹が膨らんだところで，今年のMVPととびうお賞を決めるための，野外上映会を行う。今年は3年ぶりにゴステロ隊員がＷ受賞をした。詳しくはＭＶＰ＆とびうお賞のページを見られたし。河原サウナも用意はしていたのだが，八溝の湯が思った以上に良かったため，もうサウナに入る意欲がなくなり，焚き火談義で夜を更かす。

翌朝も快晴。この時期にしてはほどよい涼しい風が吹き，実に気持ちのいい朝であった。昨夜の鍋の残りを朝食に完食し，焚き火の後始末をして三々五々帰路に。今年でもう１５年も続いている河原忘年会だが，最高の仲間と川を下って，最高の焚き火をして，それだけでもう十分に最高なのである。いつまで続くか分からんが，とりあえず，来年もしっかりつっぺる事を約束して解散する。友よ，来年もLet's　Zupperinn！