DRIFTING ON THE NAKAGAWA
 2002年から始まった年末の河原忘年会も今年で16年目。年の瀬によくもこれだけ集まれるものだと,粗大ゴミ人間大会と呼ばれつつ,毎年続くのだから大したものだ。
 しかし,一年の最後には,ここで水の神様と焚き火の神様に感謝の禊ぎをしなければ納まらない。今年は隊長自らゴステロ隊員を巻き込んで禊ぎを果たしたのだった。
 参加者は,隊長,kei50,ゴステロ,無謀松,ビール艦長,アクア秋本,本田,ろーたす父娘,アスリート&NP夫妻。久しぶりにつっぺりツアーに参加した無謀松隊員は,ドローンという大人のオモチャを持参して夢中になっていた。川下りにも持っていくという。
 いつもの八溝大橋から下り始める。この時期は、水量は少なめだが,水はとびきり綺麗だ。隊長とゴステロ隊員は,絶対に沈したくないと,今までノー沈を誇る不沈艦エアーでタンデム出陣。しかし,ここに油断があったのだ。
 中州で昼食をとった後,無謀松隊員のドローンショーが始まる。あっという間に高度数百mまで飛び上がるドローンから送られてくる映像がスマフォを通してリアルタイムで見られることに,隊員みな感動する。しかし,こんな高価なオモチャを手に入れてしまった無謀松隊員のこれからが心配だ。たぶん,あらゆるフィールドで遊び始めることだろうが,くれぐれも警察の厄介にならなければと願うばかりである。
 その後も,気持ちのよい流れが続き,時たま出くわす隠れ岩も何なく乗り越え, ゴール手前の橋である興野大橋が見えてきた時である。さざ波が立つ程度のちょっとしたストリームに乗って流れていたら,いきなり船が左側に大きく傾き,振り払われるように隊長とゴステロ隊員は川に落とされてしまった。どうやら右側から合流してきた流れに船が押されてバランスを崩したらしい。油断である。こんな何でもない流れで不沈艦が沈するとは。いや,船はひっくり返っていないので,ワシらが勝手に沈したということである。もはや,高笑いしながら流されていくしかなかった。しかし,川の神様に感謝しにきたのであるから,身も心も禊ぎを受けたということでいいではないか。(ただの負け惜しみです)
 3時間ほどで川下りを終え,車の回収がてら,八溝温泉で体を温め,スーパーで買い出しをして,焚き火宴会に突入する。いつもの黄金黄金パターンである。ひとしきり腹が膨れたところで,恒例の年間MVPを野外上映で決める。誰が受賞したかは,MVPのページを見て欲しい。いつまでこの忘年会スタイルが続くか,そろそろ怪しくなってきているが,一本ずつ歯が抜け落ちて入れ歯になっても続けていきたいものである。
恒例河原忘年会で漕ぎ納め、焚き火納めで隊長自ら禊ぎを果たす! 2017.12.29〜30
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