DRIFTING ON THE NAKAGAWA
 恒例西伊豆野良ツアー。毎年ゴールデンウイークは西伊豆の浮島海岸で連泊する。今年は,隊長,kei50,無謀松,ビール艦長,アクア秋本,ゴステロ,ゾノ父娘,fifi&paul,陽ちゃん,NP&アスリート夫妻とつっぺり隊ほぼオールキャストが集まった。
いつもの東屋付近をつっぺり隊で占領する。初日は,近くの洞窟巡りをする。ところが,今年は赤潮が発生しており,海に入ると紅いつぶつぶが浮遊しており,赤潮とはプランクトンの集まりであるのがよく分かった。
 赤潮をかき分け,洞窟に入っていくと,全く素晴らしい発見があった。それは,赤潮の海にパドルを入れて漕ぐと,蒼白く海が発行するのだ。赤潮は夜光虫の集まりで,刺激を受けると発行する性質があるのを初めて知ったのだ。おかげで,ただの洞窟探検が、とても素晴らしいファンタジー冒険になってしまった。
 午後は,まったりと過ごし,飯も食って一段落したところで夜を迎える。すると,誰かが夜の海が光っていることに気付く。夜光虫が打ち寄せる波に反応して発光しているのだ。そこで,みんなで海岸に下りて光る波を見物に行った。
 すると,そこに闇の海の中からボートに乗った人間が現れた。これは,北朝鮮からの密入国者に違いない。脱北者だとみんなが色めき立った。しかし,よく見るとそれは陽ちゃん隊員であった。海で漕いだらもっと夜光虫が発光するだろうとひとり海パンで海に乗り出していたのだ。これ以降,彼は全ての隊員から脱北者陽一と呼ばれるようになる。
 翌日は、釣り組とカヌー組に分かれて過ごす。そして,最終日は全員で透明度が半端ないというヒリゾ浜を目指して車で仲木港まで行き,そこから出航するが,湾を出るところであまりに波が高すぎるため断念して,浜で昼食を取る。
夜は,脚本家の岸本さん父子も加わり,馬鹿話に花が咲く。今年の西伊豆も最高であった。
夜光虫で光り輝く西伊豆の海に脱北者出現! 2017.5.3〜5.6
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