DRIFTING ON THE NAKAGAWA
恒例中禅寺湖夏合宿〜千手が浜で真夏の雪を体験! 2017.7.15〜17
 今年も海の日の三連休に中禅寺湖夏合宿を決行した。今年の参加者は,隊長ファミリ-,ゴステロファミリー,ビール艦長,アスリート,terra隊員に,三浦でkei50さんに声をかけられたという初参加のヒサヨシさん。少数精鋭でまったりとした湖畔の夏を過ごした。
 初日の夜に事件は起きた。まったりとタープの下で焚き火を楽しんでいたときに,突然ビール艦長が立ち上がり耳を押さえて
「何か耳にはいった!」と叫んだのだ。隣にいた隊長がのぞき込むが何も見えない。しかし,よく見ると,耳の奥から足のようなものが出ている。「何かいるぞ!」しかし,その足も耳の奥に引っ込んでしまい,もはや何も見えない。
 すると,terra隊員が,「虫だったら光当てれば出てくるかも」とナイスなアドバイス。早速,隊長自慢の人迷惑な強力ヘッドランプを耳に向けること数分。耳の奥からもりもりとまるで脳みそが膿み出てきたような感じで虫が出てきた。しかも,かなり大きい。耳穴が完全に塞がっている。「でかい!何だこれ!」やがて、その虫はぽとりと耳から落ちた。手のひらに載せてみると,小豆大のコガネムシだった。「こんなのがよくすっぽり耳に入ったよなあ」と感心するばかり。よほど,艦長の耳が明るかったのか?後にこの出来事は,艦長の名前をとって,タザキミミコガネムシ事件と呼ばれるようになったのだ。
 中日は,千手が浜までカヌーで漕ぎ出す。昼食はそーめん浜でそーめんを食らうのがつっぺり隊恒例だ。しかし,誰も肝心のそーめんを船に積んでいないことが分かり,terra隊員が取りに戻る。この無計画さがつっぺり隊である。
 千手が浜では遊歩道をゆっくり散策したのだが,途中で、いきなり雪が降ってくる。と思ったら,何かの樹木の種が綿毛のように辺り一面に風に乗って飛んできたのだった。ポプラの種か?まるで雪のようで、これを見られただけでも来た甲斐があった。
 帰途,そーめん浜によって,そーめんを食す。そーめん浜といっても,ワシらがいつもそーめんばかり食っているのでそう呼んでいるだけなのだが。
 夕食は,terra隊員が持参した新兵器,二段重ねできる焚き火台を使って,ヒサヨシさんがピザを焼く。彼はひとりでランタンを四つも持参し,そのおかげで,ワシらのサイトはどのサイトよりも明るい屋台のようであった。
 翌朝は,山形出身のヒサヨシさんが,地元の揚げ風磯辺餅を作り,大好評を得る。彼は、第二料理長として十分使えるということで,隊長が即決で入隊を決める。
 今回は少人数であったが、その分ゆったりと過ごせた夏合宿であった。 
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