DRIFTING ON THE NAKAGAWA
大収穫祭 with 転覆隊 in Be-Pal Land 2002.9.28〜29
 
Back 転覆隊な朝ふたたび





















 BE−PAL企画の「大収穫祭 with 転覆隊」がBE−PAL LANDにて行われた。前夜からの雨にキャンセルが相次ぎ、18名のみの参加。ワシも金を払ってまで稲刈りはしたくない、何で転覆隊のみの企画でやらんのかと声を大にして言いたい、ドンッ!(これは机をたたく音ですね)が、とりあえず、生転覆隊に会えればいいかと夕方から参加したのだった。
 BE−PAL LANDに着いた途端にびっくりしたのは、混浴美女秘湯めぐりのキャスターの山崎まゆみさんが来ていたことだ。しかも、ビール艦長とショウガ洗いをしていたら、彼女の方からHP見てますよと声をかけてきてくれたのだ。急に恥ずかしくなって何にも言えなくなるワシ。でも、ここぞとばかりにしっかりと話した内容が「つっぺるってどんな意味」というまゆみさんの質問に、溜めこ場(肥溜め)につっぺるって言うんだよ」という用例を出したのはまずかったかなあ。
 そんなバカ話をしているうちに、転覆隊が到着した。今回は、アマゾン秘話ということで、アマゾン遠征をしたエルドラセブンのうち、本田隊長、チャーミー坂井、トライアスロン宍倉、ジャニーズ村田、雄叫びの西橋隊員の5名の参加だった。
一緒に写真をと言うと、あっという間に全員集まってくれる気さくな隊員の皆さんであった。


まゆみさんに得意のカクテル
「まゆみスペシャル」を作って差し上げる
つっぺり隊18号歌舞伎やす
 夕食を待つ間に、転覆隊、沈没隊、つっぺり隊、ミラーマン野中、まゆみさんで、沈没隊のムーミン隊長差し入れの焼酎をぐびぐびやりながら話が盛り上がる。話題の中心は、本田隊長のポカリスエット宇宙CM秘話だ。

【秘話その1】
 ロシアの宇宙飛行士はみんな名刺を持っていて、それには“Star of Russia Federation”という肩書きがついていたそうだ。「ロシア連邦の星」というわけだ。その証拠に宇宙飛行士専用のスーパーマーケットがあり、そこには一般人には手に入らない高級食材が並んでいるという。

【秘話その2】
 ポカリスエットを宇宙船内に持ち込むのに、申請書類がものすごく大変だったそうだ。ポカリの内容成分はもちろん、重量や空き缶に使われている塗料の成分まで事細かにチェックを受けてやっとの事で持ち込んだら、宇宙飛行士が胸元からウオッカを取り出してぐびぐびやりだしたのを見て、あのチェックは一体何だったんだと社会主義国(元)の管理のいいかげんさにぶっとんだという。

【秘話その3】
 今回のCMで撮影が許可されたのは、2回宇宙船がロシア上空を通過する間だけだったそうだ。宇宙飛行中は何百もの実験が押し詰まっていて、そのチャンスを逃したら撮影はできない。それなのに、1回目の撮影の時には宇宙飛行士が予定した宇宙服を着ていずにジャージ姿だったためNG!2回目の撮影までに、宇宙服を着ているように飛行士に伝えなければならないが、宇宙船がロシアの反対側に回っていて電波が届かない。
 そこで、どうしたかというと、NASAに連絡して、NASAから宇宙船に伝えてもらったのだそうだ。宇宙飛行のネットワークは世界中に繋がっているらしい。
 それにしても、NASAを使って宇宙飛行士に「ジャージを脱げ!」と指令をだしたのは我々が初めてだろうということだった。さすが、本田隊長である。

夕食の頃には野田さん、
松浦裕子さんも加わった。

アマゾンビデオ上映会を楽しみに待つ面々

 さて、お待ちかねのアマゾンビデオ上映会の前に、スライドでアマゾンバトルの一コマ一コマについて転覆隊員からコメントが述べられた。どれもおもしろおかしい話だったが、実際には毎日一人ずつもうダメだと倒れていく隊員がいたそうで(何と最初に根を上げたのが一番タフそうなヤマジン三浦社長だったそうだ)、かなり大変なバトルだったんだろうなということが推察するにあまりある映像ばかりだった。
 ただ、一人だけ、現地人と間違われるほど生き生きと楽しんでいた隊員がいたそうだ。以下に、そのスライドを又写ししたものを載せるので、それが誰かも推察しながら、アマゾンバトルの様子を楽しんで欲しい。
 ※ フラッシュなしで撮影したので、ピンぼけご容赦!

 スライドで旅の全体の説明が終わった後は、雄叫びの西橋改め、オタケービニャ・ニシハシによるアマゾンソング「マモレ・リバー・ブルース」の熱唱があった。
 そうして、南米ムードが盛り上がったところで、アマゾンビデオの公開である。残念ながらここでは公開できないが、この日の朝1時までかかってチャーミ坂井隊員が仕上げたという超レアもののビデオであった。
 そして、最後はいつもの心の旅の熱唱で転覆隊イベント初日のプログラムは幕を閉じたのである。

 しかし、時計を見るとまだ9時半である。寝るにはまだまだ早すぎると、残ったつっぺり隊・沈没隊・ミラーマン野中に山崎まゆみさんもつきあってくれて、2次会が始まった。沈没隊のママレモン加藤さんがギターを弾き始めると、つっぺり隊18号やす隊員もギターを持ち出してつっぺり隊歌を披露し、ライブキャンプへと突入していった。
 すると、その歌声に釣られたのか、一度は退出していった転覆隊のメンバーも戻ってきて、雄叫びの西橋隊員はいつもの轟沈ブルースを披露してくれるなど、大いにみんなで盛り上がったのだ。
 隣に座った本田隊長とも本当に気さくに話ができた。こんな上司がいたら仕事も楽しいだろうなとしみじみ思ってしまった。転覆隊にはコアなファンしかいないというが、ワシは全然コアだとは思っていない。これだけ身近で、しかもナチュラリイにファンとつきあってくれる転覆隊はすばらしいと思う。やはり、それはみんなサラリーマンという同じスタンスで結ばれたファミリーだからだろう。
 11時頃には転覆隊が退出し、お開きムードになってきたので、ワシも翌日娘の運動会のため、無念の帰宅をしたのだが、最後まで残ってくれたまゆみさんにツーショットをお願いしたら、快く寄り添ってくれて、おじさんは大感激してしまったのだ。さらに、リクエストに応えて、野口英世を讃える歌という超マイナーな歌までひろうしてくれるなんて、こんなにファンを大切にしてくれる作家もいないだろう。
 こうして、怪しい転覆隊な夜に後ろ髪を引かれながら、自宅への夜道をたどったのだった。
    〜「転覆隊な朝ふたたび」に続く。 ※翌日のイベントについては、ビール艦長の報告を元に作成しています。

愛用のギターに本田隊長の
サインをもらう18号歌舞伎やす

Tシャツにまゆみさんの
サインをもらうミラーマン野中

超レア歌「野口英世を讃える歌」を
独唱する山崎まゆみさん

後ろの背後霊が気になるが、お宝ツーショットに満足するワシ。
inserted by FC2 system